米高官とダライ・ラマ14世の会談、中国政府は「内政干渉」と反発―米国

Record China    2008年4月23日(水) 11時13分

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2008年4月22日の報道によると、このほど行われたダライ・ラマ14世と米高官との会談について、中国政府スポークスマンは「内政干渉にあたる」と抗議の声明を発表。写真は湖南省長沙博物館に所蔵されているチベットの宝物。

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2008年4月22日、中国新聞社が伝えたところによると、21日、米政府高官がミシガン州でダライ・ラマ14世と会談し、支持をにじませたことについて、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は「内政干渉にあたる」として抗議の声明を発表した。

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この米高官はチベット問題特別調整官を務めるドブリアンスキー国務次官。同次官はまた、ワシントンポスト紙に寄稿し、「長期に渡って中国政府がチベットの宗教、文化などの自由を抑圧してきたことが暴動の背景になっている」と分析した上、「対話こそが問題解決の最善の道」と中国政府にダライ・ラマ14世との対話に応じるよう求めている。

これに対し、姜報道官は米国の当局者が中国の反対を押し切ってダライ・ラマ14世と会談したことを批判。「チベット問題は中国の国内問題であり、(この会談は)内政不干渉の国際ルールを無視したもの」とコメントした。さらに「今回の暴動はダライ・ラマ14世らチベット独立勢力が企図したことは疑いようのない事実」だとして、米政府がただちにこうした動きへの支持をやめなければ、「米中関係の悪化につながる」と警告した。(翻訳・編集/KT)

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