Record China 2008年4月23日(水) 16時22分
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4月21日の報道によると、“鳥の巣”の愛称で親しまれている北京オリンピックのメインスタジアムの国家体育場に思わぬ弱点が露呈。5年ぶりと言われる春の大雨で、あちこちで雨漏りが発生したという。写真は「鳥の巣」。
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2008年4月21日、東方日報の報道によれば、総工費36億元(約504億円)にのぼり、“鳥の巣”の愛称で親しまれている北京オリンピックのメインスタジアム、国家体育場に思わぬ弱点が露呈。5年ぶりと言われる春の大雨で、あちこちから雨漏りが発生したという。「主会場がこれでは」と施設の信頼性を危ぶむ声も出ている。
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雨漏りが見つかったのはスタンドと通路の一部。テスト競技の後、記者ら発見したという。国家体育場運営組織の担当者もこれを認めており、競技の運営に使われる事務室も雨漏りしているという。調査は始まったばかりで、設計や建築ミスも疑われているが、現段階では鉄筋コンクリートの熱膨張と収縮による雨漏りの可能性が高いとか。建設段階で漏水試験も行われていたが、今回は雨の勢いが予想を遙かに超えていたとしている。
北京市気象局の資料によれば、19〜20日にかけて、北京市街地で平均雨量48mm、郊外では112mmという大雨が降った。郊外の雨量は大雨警報に相当するものだったという。(翻訳・編集/岡田)
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