「巨匠チャン・イーモウ監督の娘」で注目、チャン・モーに「二世監督」の恩恵と苦しみ―台湾メディア

Record China    2017年6月10日(土) 19時40分

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9日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ監督の長女で、昨年監督デビューしたチャン・モーが、二世監督としての苦悩や覚悟を語っている。

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2017年6月9日、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督の長女で、昨年監督デビューしたチャン・モー(張末)が、二世監督としての苦悩や覚悟を語っている。中国時報が伝えた。

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このほど開催された中国と台湾の最新映画を紹介する映画祭「両岸電影展」に、映画「28歳未成年」で監督デビューしたチャン・モーが出席。映画監督になったきっかけ、偉大な父を持つことへの思いを語った。

チャン・モーはチャン・イーモウ監督の長女で、83年生まれの34歳。ニューヨーク大学の映画学科を出て、父親の下で数年間スタッフや助監督を務めたのち、昨年独り立ちしている。もともと留学先の米国で建築デザインを学んでいたが、理想と現実のギャップに悩んでいた時、「親子に共通の話題ができるから」と、映画への道へ誘ってくれたのは父親だったという。

巨匠の娘故に、「世間から注目され、こちらが宣伝しなくても作品の知名度が上がる」と有利な点を語った。しかしもちろん、偉大な父を持つことでの苦悩も多く、「私の作品への点数の基準が上がるし、直接的な攻撃をされることもある」とコメント。ただし、「誰の娘であっても自分は自分」との心構えで、あまり気にしないようにしているという。

「28歳未成年」は中国で興行収入1億3000万元(約21億円)とまずまずの数字を出した。今後4〜5本の映画を作り出すうちに、自分への評価が定まってくることに期待しているという。(翻訳・編集/Mathilda

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