Record China 2008年4月21日(月) 22時15分
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北京五輪開催が近づく中国では、ボディガードの需要が急増。特に女性ボディガードの人気が高いという。写真はボディガード会社の「成都安蓉特衛安全顧問有限公司(四川安蓉特衛)」。
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2008年4月16日、香港の「中国評論新聞」が、14日付の米紙「ロサンゼルス・タイムズ」に掲載された記事「中国でボディガードの需要が急増」を紹介した。
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記事の概要は以下の通り。
中国の四川省成都市郊外にあるグラウンドで、女性ボディガードの王曦(ワン・シー)さんが、軍隊を退役したばかりの頑強な男性をじっと見据えている。すると素早く腰をかがめ、男性を投げ倒して地面に押さえつけた。
傍らでは満足げな楊勝利(ヤン・ションリー)社長。楊社長も元軍人で、昨年ボディガード会社を立ち上げた。会社が抱えるボディガードはおよそ100人。中でもこの王さんは、かつて内モンゴル少年柔道大会で優勝した実績を持つエリートだ。
中国では今、北京五輪が近づくにつれて人々の安全に対する不安は増すばかりだという。人民大学法学部の何家弘(ホー・ジアホン)教授は、「中国は今、経済転換期の真っ只中。金持ちを狙った犯罪も増えている」と需要増の原因を分析する。楊社長も、「普段の報酬は8時間で140ドル(約1万4000円)」というが、五輪時期の金額は明かさなかった。
楊社長によると、女性ボディガードの方が「妻子の護衛や商談の席に『秘書』として同席させやすい」との理由から人気が高いという。「(翻訳・編集/NN)
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