6月にも9年ぶり中台交渉復活=「主権問題」棚上げに、関係強化目指す―台湾

Record China    2008年4月21日(月) 11時22分

拡大

17日、台湾の対中窓口機関の次期理事長に就任する江丙坤国民党副主席は日本メディアの取材に対し、6月にも9年ぶりとなる中台交渉を再開する見通しを示した。写真は江副主席。

(1 / 3 枚)

2008年4月17日、台湾の対中窓口機関である海峡交流基金会の次期理事長に就任する江丙坤(ジャン・ビンクン)国民党副主席は共同通信など日本メディアの取材に応じ、今年6月にも9年ぶりとなる中台交渉を再開する見通しを伝えた。台海網が伝えた。

その他の写真

馬英九(マー・インジウ)次期総統は直通チャーター便、大陸観光客の受け入れ、人民元兌換業務の拡大を公約として掲げている。江副主席は実現に大きな問題はないと述べ、早期実現に意欲を見せた。チャーター便就航に関しては国際線扱いなのか国内線扱いなのかという、いわゆる「主権問題」が難関になると見られているが、江副主席は「両岸線」という特殊な扱いにすることで解決を図る姿勢だ。

中国政府と距離を置いてきた民進党から、中台の関係強化を図る国民党へと政権交代したことで中台関係が一気に好転すると期待されている。「主権問題」を棚上げにすることでとりあえずの経済関係強化を目指す国民党の提案を大陸側が受け入れるかが注目される。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携