南部で大砂嵐、一部で視界100mも―新彊ウイグル自治区

Record China    2008年4月21日(月) 10時18分

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19日、寒冷前線の影響を受け、新疆南部のブグル、トクスなどの各県で大規模な砂嵐が発生し、新疆気象台は一部地域に警戒警報を発令した。写真は18日のトゥルファン市。

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2008年4月19日、寒冷前線の影響を受け、新疆南部のブグル(輪台)、トクス(新和)、マラルベシ(巴楚)、カルピン(柯坪)、ロプノール(尉犁)などの各県で大規模な砂嵐が発生し、新疆気象台はブグル県など一部地域に警戒警報を発令した。中国新聞網が伝えた。

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コルラ(庫尓勒)市では、18日から砂が飛び始め、市内の上空は黄色に覆われた。外を歩くと口の中、鼻の中に砂が入り込んでくるため、強い風の中、薄いスカーフですっぽりと頭を覆い、マスクをして外出する人が多かった。ブグル県では視界が100mしかなかったとのことだ。

今年の春、新疆南部では砂嵐が多発しやすく、果樹の受粉や結実、施設農業において障害となるとのこと。警戒警報が発令され、各地政府は積極的に対策を講じている。新彊ウイグル地区の農地開墾と国境警備を行っている国家機関の新疆生産建設兵団は、1000人あまりの期間工を動員し、特産である綿花を砂嵐と低温被害から守っている。(翻訳・編集/佳佳)

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