人民網日本語版 2017年6月1日(木) 15時50分
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子ども連れで旅行に行くのが、今や多くの若いパパ、ママたちの間での主な休日の過ごし方だ。「世界は広い、世界を見たい、子どもを連れて見に行きたい」というのが、大勢の親たちの願いだ。写真は北京首都国際空港。
子ども連れで旅行に行くのが、今や多くの若いパパ、ママたちの間での主な休日の過ごし方だ。「世界は広い、世界を見たい、子どもを連れて見に行きたい」というのが、大勢の親たちの願いだ。阿里巴巴(アリババ)傘下の観光外出サービスプラットフォーム・飛猪がこのほど発表した「子どもの世界旅行の情勢分析・予測」のデータは、たくさんの親を深くうなずかせるものだった。「銭江晩報」が伝えた。
▽子どもが出かけられる年齢になれば家族で海外へ、00後の初海外は80後より20年早い
飛猪のデータによると、2000年代生まれの00後と10年代生まれの10後が初めて海外旅行に出かけた年齢は、1980年代生まれの80後に比べて20年も早い。80後の初海外は20〜30歳が最も多く、大学を卒業してからが多かった。90年代生まれの90後はやや早まり、19〜22歳が最多で、大学在学中に行ったという人が多かった。00後や10後になると、10歳になる前に出かけた人が最多になり、中でも3〜7歳が最も多く、北京市、上海市、広東省でこうした旅行消費の勢いが最も強かった。2歳以下で海外へという流れもますます強まっている。専門家は、「『子どもに付き添ってあげたい』と『子ども連れで世界へ行きたい』というのが、多くの親たちの出発点になっている」と指摘する。
▽一日あたり平均支出が20%増加 真っ先に考えるのは泊まる所の善し悪し
とはいえ子どもを連れて海外に行くのは容易なことではなく、まずそれなりの出費を覚悟しなければならない。飛猪のデータをみると、子ども連れの海外旅行では、親たちの財布のヒモがますます緩くなることがわかる。親たちの83%が子ども連れの場合はより価格の高いホテルを予約するといい、旅行中の1日あたり平均支出も子どもがいない場合より20%前後高くなる。
80後の葛さんは5歳と1歳の子どもがいる。以前は「海外旅行では一番安いところに泊まっていた。香港の(激安ホテルの)重慶大厦の『鳥かご』みたいに小さな部屋なら、前は1泊400元(1元は約16.2円)くらいで泊まれた」といい、「結婚したての頃、妻とよく旅行に行っていて、当時は節約するために、ホテルがちょっとくらい悪くても気にならなかった」と振り返るが、今は子ども連れで出かけるので、星級ホテルに泊まるようになり、1泊の値段は2000元前後だという。
ホテルだけではない。葛さんは、「子ども連れで遊びに行くと、とりわけ財布のヒモが緩む。たとえば前回、東京に行った時、子どもたちはそこいらにある色とりどりのガチャガチャ(カプセルトイ)やUFOキャッチャー(クレーンゲーム)を見ると、絶対にその場から動こうとしなかった。1回分の値段は高くないが、旅行が終わってから計算してみると、こういうものに2000円近くも使っていた」と話す。飛猪のデータでも、「見ればほしくなる」子どもたちは、家族の旅の予算を狂わせる「暴君」のような存在で、たくさんの細々とした出費を出発前に予測するのは難しいことがわかる。(提供/人民網日本語版・編集KS)
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