アジア大学ランキング、中国の清華大学が1位に―英教育専門誌

Record China    2019年5月3日(金) 17時0分

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2日、新華網は、THEアジア大学ランキング2019で、中国の清華大学が初めて1位になったと伝えた。写真は清華大学。

2019年5月2日、新華網は、イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が2日、「THEアジア大学ランキング2019」を発表し、中国の清華大学が昨年1位だったシンガポール国立大学を抜いて1位になったと伝えた。中国の大学が1位になったのはこれが初めてのことだという。

記事によると、アジアの27の国や地域から400以上の大学がランキング入りした。清華大学が1位となった要因には、教育の質・学習環境、論文被引用数、学生と教員の国際性の得点が大幅に上昇したことにあると記事は分析した。

2位から10位までは順に、シンガポール国立大学(シンガポール)、香港科技大学(香港)、香港大学(香港)、北京大学(中国)、南洋理工大学(シンガポール)、香港中文大学(香港)、東京大学(日本)、ソウル大学(韓国)、成均館大学(韓国)となった。

記事は、今回のランキングにランク入りした中国の大学は合計72大学で、昨年と比べて7大学増加したと紹介。トップ100には中国から26大学がランク入りしており、このうち16大学は昨年と同順位か順位を上げており、中国科技大学、浙江大学、武漢大学はいずれも順位を上げた。また、香港からは6大学、台湾からは32大学がランク入りしていて、マカオ大学も42位に入った。

THE編集長のフィル・ベイティ氏は、中国の多くの大学がアジア大学ランキングで上位に入るようになっているのは、中国が長年にわたって教育に大量の投資をし続けてきた結果だと分析した。(翻訳・編集/山中)

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