日本映画で日本の魅力を伝える!日中国交正常化45周年を記念、「日本映画広州上映ウイーク」開催―中国

Record China    2017年5月26日(金) 12時30分

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日中国交正常化45周年を記念し、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は今年、日本と中国両国の各地で、互いの国の映画作品を上映するなどの日中映画交流事業を行う。

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日中国交正常化45周年を記念し、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は今年、日本と中国両国の各地で、互いの国の映画作品を上映するなどの日中映画交流事業を行う。

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中国では、大規模な国際映画祭などを除いては、日本映画が上映されることが極めて少ない。国際交流基金は「日本映画祭は日本の魅力を伝える大変貴重な機会であり、本事業を通じて日本映画ファンを増やすとともに、日本文化への関心を高めたい」としている。

事業の第1弾の開催地には、人口も多く映画上映が盛んな広東省広州市(日本貿易振興機構の2015年の調査では、2014年の地区別の興行収入は広東省が上海や北京を抜いて1位)が選ばれた。広州は日本の総領事館や、国際交流基金の交流施設でもある「ふれあいの場」があり、日本語学習者も多い地域だという。

広州では、現地の映画団体と共催し、5月26〜28日の3日間、「第1回日本映画広州上映ウイーク」が開かれる。『セトウツミ』(大森立嗣監督)、『東京物語』(小津安二郎監督)、『家族はつらいよ』(山田洋次監督)などさまざまな時代の日本社会を反映した計7作品の日本映画が広州市内の映画館3館で上映されるほか、『セトウツミ』の大森監督や近藤貴彦プロデューサーを現地に招き、大学や映画館を舞台にトークイベントを開く。現地SNSを中心に多くのコメントが寄せられ、チケットはすぐに完売した回もあり、すでに5作品の追加上映が決定している。

今後、中国の複数都市でも映画祭を開催するほか、中国映画を日本に紹介する映画祭も国内各地で実施し、文化交流をさらに進めていく予定という。(編集/内山)

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