Record China 2008年4月18日(金) 6時38分
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4月16日の報道によると、中国外交部は米CNN北京支局の責任者を呼び、同局キャスターが聖火リレー報道の中で「中国人は暴徒」などと発言したことについて、再度謝罪するよう強く申し入れた。資料写真。
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2008年4月16日、新華社サイト「新華網」が伝えたところによると、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道局長は同日夜、米CNN北京支局の責任者を呼び、同局キャスターのJ・キャファティ氏が聖火リレー報道の中で「中国人は暴徒」などと発言したことについて、再度局および本人が謝罪するよう申し入れた。
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中国政府が問題視しているのは、今月9日、キャファティ氏がサンフランシスコでの聖火リレー中継の際に「中国製品はゴミ」「中国人は暴徒」など中国人蔑視ともとれる発言を繰り返した点。CNNはすでにこの件について、「中国人を侮辱する意図はなかった」と声明を発表しているが、中国の国内世論が一向に鎮静化に向かわないこともあり、外交部としても強い姿勢を示す必要があると判断したと見られる。
劉報道局長は「CNNはなんら謝罪もせず、逆にその矛先を中国政府に向けており、相変わらず世界を欺こうとしている」と先の同局の声明は解決にならないとの考えを示唆。さらに「他者や他国政府を罵倒するようなCNNの報道姿勢にはジャーナリストとしての職業道徳が感じられないばかりか、同局がモットーとして掲げている『客観的で公平な』報道原則にも完全にそむいている」と強く非難。CNNとキャファティ氏に対して、番組中の発言の撤回と、「中国人民に対する」誠意ある謝罪をするよう求めた。(翻訳・編集/本郷)
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