Record China 2008年4月17日(木) 17時59分
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4月16日の報道によると、中国国内で著名な写真記者とテレビの人気キャスターの2人がそれぞれ発表した「カルフール不買運動に反対」する内容の文章が、ネット上でバッシングにさらされている。写真はカルフールのロゴ。
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2008年4月16日、北方ネットが伝えたところによると、五輪聖火リレー問題にからんで起きている仏スーパーカルフール製品の不買運動について、「盲目的で賛成できない」と運動に釘をさした中国の著名人2人がネット上でバッシングの嵐にさらされている。
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この2人は、中国のニュース写真学会副会長で著名な写真記者の賀延光(ホー・イエングワン)氏と国営中央テレビ(CCTV)人気キャスターの白岩松(バイ・イエンソン)氏。
賀氏は14日、自らのブログに「私はカルフール不買運動に賛成しない」という文章を掲載。また、白氏は15日、ポータルサイト大手の捜狐(SOHU)で「他人の過ちで自分の首を締めるな」という評論を発表した。この2つの文章は瞬く間にネット上に広がり、一部支持する声があるものの、大多数のユーザーから激しい反発と非難の声が上がった。
白氏は評論で、「カルフールで働く従業員の大部分は、中国人。不買運動は一種の『内輪もめ』だ」と指摘。「我々が怒れば怒るほど、破壊活動をしている人たちの思うつぼ。冷静にやるべきことを続け、北京五輪を成功させよう」と呼び掛けている。
一方、賀氏は、「今の世論は、文化大革命と同じにおいがする」と懸念を示した上で、「理性的で寛容な態度で、国際社会の異なる意見にも耳を傾けるべき」と指摘。「盲目的な行動は、結局自らに跳ね返ってくることを知るべき。海外メディアのいわゆる『歪曲報道』を解決するには、自ら情報開示するしかない」と訴えていた。(翻訳・編集/NN)
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