船員155万人以上、世界一の “船乗り大国”に―中国

Record China    2008年4月18日(金) 2時5分

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4月16日の報道によると、中国の船員は155万人以上に上っており、世界で最も船員数が多い“船乗り大国”であることがわかった。経済発展に伴う海運業の成長を数字の上で裏付けたかっこう。写真は海口の漁船。

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2008年4月16日、新華網の報道によると、中国の船員は155万人以上に上っており、世界で最も船員数が多い“船乗り大国”であることがわかった。政府の交通運輸部海事局の劉功臣(リウ・ゴンチェン)副局長が、第1回「全国船員発展大会」の席上、明らかにした。内訳は海上船舶の船員が51万人(中高等船員は17万人)、河川船舶の船員は約100万人。

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中国の海運業は、経済発展とともに急成長し、現在、中国全体の貨物の45.8%、対外貿易輸送の93%を担っている。船員数世界一はそれを裏付けた形だが、劉副局長は「質量ともにまだ不十分」と指摘。国際海員研究センターの予測では、2015年までに、国際海運業に従事する船員数は2万7000人以上不足するという。

そこで重要になるのが船員の養成。交通運輸部海事局船員処の李恩洪(リー・エンホン)処長によれば、現在、中国では12校の大学、13校の高等専門学校、12校の中等専門学校で航海学部を設置しているほか、専門の育成機関は約50か所。年間20万人以上の船員育成が行われており、教育の規模でも世界で最も充実しているという。(翻訳・編集/岡田)

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