<広州交易会>テロ対策で入場チェックを航空旅客レベルに強化―広東省広州市

Record China    2008年4月16日(水) 5時37分

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15日、中国最大規模の輸出入商品商談会「第103回春期広州交易会」が開幕した。今回はテロの危険性を考慮し、会場への入場検査を民間航空会社の安全基準に準じて実施するという。写真は第102回で通訳の仕事を求める学生ら。

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2008年4月15日、中国最大規模の輸出入商品商談会「第103回春期広州交易会」が開幕した。今回は安全面を考慮し、会場への入場検査を民間航空会社の安全基準に準じて実施するという。「信息時報」が伝えた。

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広州交易会(略称は広交会。正式名称は中国輸出入商品交易会)は中国商務省と広東省政府が主催し、1957年以降毎年春と秋の2回ずつ行われてきた中国最大の国際見本市。第103回目にあたる今回は、会期が4月15日〜20日と4月25日〜30日の2期に分けられ、琶州(わしゅう)会場と流花路(りゅうかろ)会場の2か所で同時開催される。

開催に先駆けて14日に行われた記者会見では、今回の広州交易会ではテロの危険性を考慮し、会場へのすべての入場者(国外からの出展者を含む)に対し、民間航空会社の安全基準に準じて入場検査を実施すると発表された。具体的には会場へ入場する際には、入館証明書とパスポートまたは身分証明書を必ず所持する必要があり、各現場でチェックを行う。また入場者は交易会と関係のない荷物はできるだけ持ち込まないようにし、さらに入場にふさわしい時間にも注意をすることなどと決められているという。

この措置に関し、広州交易会のスポークスマンは「民間航空会社の安全基準に準じての検査は今後定例化すると決定したものではなく、また特定の個人の身分を認定するために行うものではない」とあくまで今回の広州交易会に最もふさわしい安全検査方法を採用したことを強調した。(翻訳・編集/HA)

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