「違法レンガ工場」事件で免職の幹部、公務員法を無視して職場復帰―山西省臨汾市

Record China    2008年4月15日(火) 14時20分

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14日、山西省臨汾市洪洞県で昨年6月に摘発された「違法レンガ工場」事件で、当時免職になった元女性幹部が1年も経たないうちに「職場復帰」していた。公務員法では「免職になった者は2年以内の復職を禁じる」と定められており、抗議の声が殺到している。

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2008年4月14日、山西省臨汾市洪洞県で昨年6月に摘発された「違法レンガ工場」事件で、当時免職になった元女性幹部が1年も経たないうちに「職場復帰」していたことが明らかになった。公務員法では「免職になった者は2年以内の復職を禁じる」と定められており、抗議の声が殺到している。華商報(電子版)が伝えた。

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事件以降、公の場から姿を消していた段春霞(ドアン・チュンシア)元臨汾市尭都区副区長が今年3月、突然、同区区長補佐として職場復帰した。このニュースは瞬く間に広がり、抗議の声が殺到。事件では同じく数十人の幹部が免職になっているが、「これをきっかけに、どんどん復帰させるつもりでは?」と危ぶむ声も聞こえている。

この「違法レンガ工場」は、騙して連れて来た子供や出稼ぎ農民30人以上を奴隷のように働かせていたことが発覚し、世間を震撼させた。摘発後、工場を経営していた衡庭漢(ホン・ティンハン)と妻・楊小蘭(ヤン・シャオラン)ら関係者が逮捕され、無期懲役などの刑が言い渡されている。(翻訳・編集/NN)

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