<北京五輪>環境確保に期間中の工事全面停止、「エコな外出」を提唱―北京市

Record China    2008年4月15日(火) 6時57分

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14日、北京市は、五輪期間中の大気質保全措置に関する通告を発表した。7月20日までに完了しない全ての工事が施工できなくなるほか、市民には「エコな外出」を呼びかけた。写真は市内の建築現場。

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2008年4月14日、北京晨報によると、北京市は、『2008年北京オリンピック、パラリンピック期間中の大気質保全措置に関する通告』を発表した。

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『通告』によると、北京オリンピックとパラリンピックの開催期間にあたる7月20日〜9月20日まで、北京市で自動車の走行制限や、建設工事の規制、重点汚染企業の排出規制を強化し、大気の質の確保を図る措置を行うという。また同時に、両祭典の開催期間中、工場の操業停止や稼働制限などの協力企業に対しては汚染費の徴収を減免するとしている。

さらに各建設施工会社は現在行っている工事を停止し、工事現場の緑化を行うよう求められており、7月20日までに完了しない全工事の施工ができなくなる他、環境衛生を管轄する部門が市内の主要道路の清掃を頻繁におこない道路の美化に務める。

また、オリンピック期間中の環境を確保するため、市政府が大気汚染防止措置を実施。市民にも自動車の走行制限を強化し、「エコな外出」を提唱していく考えだという。(翻訳・編集/岡田)

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