2008年4月13日、広東省深センから四川省成都に向う深セン航空ZH9973便が、出発から30分後に突如出発地に引き返す事件が発生した。原因は乗客がスチュワーデスに発した「明日のニュースを楽しみにしてよ」という意味ありげな言葉。一行5人は直ちに警察に連行され、深セン市テロ対策本部が介入する可能性も高まってきた。国営中央テレビ（CCTV）が報じた。

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この日午後3時44分、ZH9973便は深センから成都に向って出発した。ところが間もなく、乗客の1人が奇妙な言葉を乗務員に向けて発する。「スチュワーデスさん、綺麗ですね」と声を掛け、続けて「明日のニュースを楽しみにしてよ」と言ったのだ。この言葉にスチュワーデスは危険を察し、すぐさま航空会社に報告。そして約30分後、同便は急きょ出発地の深セン宝安空港に引き返した。

深セン航空によると、原因は突然「防空上の理由」が発生したため。警察の捜査に深セン市テロ対策本部が介入する可能性も高く、巷では「テロだったのではないか？」と注目を集めている。（翻訳・編集/NN）