<北京五輪>国家体育場、観衆9万人へ1時間48トンの飲み水を提供―北京市

Record China    2008年4月14日(月) 20時55分

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11日、北京オリンピックのメインスタジアム国家体育場の直飲み水プロジェクトのエンジニアが、観客席へ向かう廊下に水飲み場を設け、甘くて健康的な水をそのまま飲むことができると紹介した。写真は国家体育場。

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2008年4月11日、北京オリンピックメインスタジアムである国家体育場、愛称「鳥の巣」の直飲み飲用水プロジェクトエンジニアの廖常盛(リャオ・チャンション)さんが、観客席へ向かう廊下に水飲み場を設け、甘くて健康的な水をじかに飲むことができることを紹介した。新華網が伝えた。

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「鳥の巣」1階には8台の水処理機が設置され、最大1時間48万トン9万人分の直飲み可能な水を提供し、蒸留水などの供給不足を解消できる。

中国の水は硬質のため、通常生では飲まず、煮沸してから飲む。「鳥の巣」では、普通の水道水を紫外線による殺菌・オゾン装置に通し、タンク内の石英砂で雑物を除去し、質の高い活性炭でろ過し、軟水化システムを経て、カルシウム、マグネシウムイオンを取り除き、ナノろ過膜で病原体、細菌などを取り除く。6時間に1回循環させ、新鮮な水が飲めるという。

水道パイプには、食品用のステンレスパイプを使用。機械室内は厳格な衛生基準があり、空気衛生状態も基準を満たしている。「部外者立ち入り禁止」で、技術者がメンテナンスで入室しても、簡単に他の機械へ近づくことはできないそうだ。(翻訳・編集/佳佳)

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