<チベット>「暴動騒乱テロ保険」発売で大手保険会社に問い合わせ殺到―ラサ市

Record China    2008年4月7日(月) 11時53分

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4月6日の報道によると、中国の大手保険会社チベット支社が「暴動騒乱テロ保険」を発売したところ、ラサ市内の商店から問い合わせが殺到している。こうしたタイプの保険は全国初という。写真は中国人民保険社。

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2008年4月6日、広州「金羊ネット」が伝えところによると、中国の大手保険会社「中国人民保険財産股フェン有限公司(中国人民保険)」チベット支社が「暴動騒乱テロ保険」を発売したところ、ラサ市内の商店から問い合わせが殺到している。こうしたタイプの保険は全国初という。

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この保険は特約保険で、単独での加入は出来ない。最高補償額は主契約の保険の70%までとなっている。4月3日現在、すでに7店舗が加入しており、集まった保険料は7万5600元(約105万円)、補償額の合計は2460万元(約3億4000万円)に上った。

この「暴動騒乱テロ保険」発売のきっかけとなった3月14日のチベット暴動では、多くの商店が焼き討ちの被害に遭い、財産を焼失してしまった人少なくない。チベット自治区労働と社会保障庁は、「『3・14』で被害を受けた商店の優遇政策に関する通知」を公布。失業救済金の支給のほか、医療保険に関する規定も盛り込まれた。

現在、同自治区は表向き平穏を保っているが、今後の治安回復に不安を持っている住民も多く、それが同保険への関心の高まりにつながっていると見られる。(翻訳・編集/NN)

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