Record China 2008年4月7日(月) 19時6分
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先月31日に発生し、波紋を呼んだ「東方航空ストライキ事件」。4月6日付の「南方都市報」は、ストライキのきっかけが「航空スタッフの給与の所得税天引き分が大幅に引き上げられたことだった」と報じた。資料写真。
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先月31日、中国東方航空(MU)雲南分社のフライト18便が目的地到着間近に突如出発地へと引き返した「東方航空ストライキ事件」は大きな波紋を呼んでいる。2008年4月6日付の「南方都市報」は同社パイロットのインタビューを掲載するなど、事件の真相を報道した。
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それによると、ストライキの原因は「税金の問題」。同分社のスタッフの給与従来8%が税として天引きされていたが、3月からは天引き分が20〜30%へと大幅に引き上げられた。同航空の上海本部の従業員については、税金は月給の5%程度に抑えられており、雲南分社スタッフは「これは不公平」と経営陣との話し合いを続けてきたが決着せず、ついにストライキ決行にいたったという。
同分社の前身は「雲南航空」。東方航空の分社化されて以来、赤字解消のため管理が強化され、過当勤務が相次ぐなど従業員の不満を招いていた。今回のストライキに関しても内部には「快挙だ」と賛同する者も多いという。一方、中国中央電視台(CCTV)は事件に関する特集を組み、「1000人以上の旅客に不利益を与え、危険にさらした」と厳しく批判した。(翻訳・編集/KT)
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