<チベット>観光業は5月に全面再開、「事件」は2度と起こらない―ラサ市

Record China    2008年4月3日(木) 21時11分

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2日、先月ラサで発生した騒乱で大打撃を受けたチベットの観光業だが、この日開かれたラサ市主催の観光に関する座談会で、「5月1日から全面再開する」ことが明らかになった。写真はラサ。

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2008年4月2日、先月ラサで発生した騒乱により大打撃を受けたチベットの観光業だが、この日開かれたラサ市主催の観光に関する座談会で、「5月1日から全面再開する」ことが明かされた。「中国チベット新聞ネット」が伝えた。

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チベットでは10万人以上の人が観光業に従事しているが、先月の騒乱でその多くは「失業状態」に追い込まれている。チベットの第三次産業は地域GDPの約70%を占めており、経済の重要な柱。その第三次産業のメインが観光業だ。

だが旅行会社、ホテルなどの代表者は騒乱の影響について「あくまでも一時的なこと」と述べ、「すでに国内外の多くの旅行会社から問い合わせが殺到している。再開されればまた以前のように、多くの観光客が押し寄せるだろう」と楽観的な見方を示している。

ラサ市委常務副書記の王向明(ワン・シアンミン)氏は、「チベットは騒乱前よりも平穏な状態に戻った。『3・14事件』に関与した不法分子は、再開までには処分が決定する。2度とあのような事件は起こらないから、安心して観光に来て欲しい」とアピールしていた。(翻訳・編集/NN)

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