36歳の中国最長寿パンダ桃桃、脳血栓で逝く―山東省済南市

Record China    2008年4月4日(金) 6時35分

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2日、中国最長寿の雌パンダ桃桃が高血圧が原因の脳血栓などのため、山東省の済南動物病院で36歳の生涯を終えた。写真は桃桃の標本。

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2008年4月2日、中国新聞網によると、中国最長寿の雌パンダ「桃桃(タオタオ)」が高齢による高血圧が原因の脳血栓、脳出血のため、治療もむなしく山東省の済南動物病院で36歳の生涯を終えていたことが分かった。

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甘粛省白水江国家自然保護区管理局が明らかにしたもの。08年2月6日、桃桃は急に発病。動物病院はすぐに専門家チームを組んで治療に当たったが、桃桃は高齢のため衰弱しており容態が悪化し死亡した。一般にパンダの平均寿命は野生の場合15歳前後だが、飼育されているパンダの場合は25歳前後。36歳は人間では「100歳のご長寿さん」にあたる。

桃桃は甘粛省の山里育ち。94年10月に済南動物園に貸し出され、14年の間、動物園の宝として、400万人あまりの内外の観光客を喜ばせてきた。中国圏で飼育されたパンダでは最も長寿だったが、妊娠、出産はしなかった。

動物園は桃桃に「エコバランスの使者」の称号を贈り、はく製にして故郷の白水江動植物博物館へ帰す。その後市民に展覧される予定だという。(翻訳・編集/YY)

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