Record China 2017年3月29日(水) 10時10分
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27日、中国の程永華駐日大使は東京都内で日中のメディア関係者と会見し、「中国の市民は日本人に比べ、より客観的に世界を見ている」と述べた。写真は中国の若者。
2017年3月28日、環球時報(電子版)によると、中国の程永華(チョン・ヨンホア)駐日大使は27日、東京都内で日中のメディア関係者と会見し、「中国の市民は日本人に比べ、より客観的に世界を見ている」と述べた。
程大使は日本の世論調査で、日本人の中国に対する好感度が下がっていることについて、日中間のメディア交流の重要性に言及。「日中関係が比較的複雑になった今、メディアの役割は大切になる」と述べた。さらに、中国市民の情報収集は「ネットや友人経由で入手するなど、手段が増えてより多様化している」と指摘。「中国の市民は多くの日本人に比べ、より客観的に、全体的に世界を見ている」と主張した。
一方、日本人の情報収集について、程大使は「比較的伝統的な紙媒体、テレビ経由が多い。一部の日本メディアは中国について偏った、わい曲した報道をしている。見出しと記事の内容がまったく異なるケースもある。これらのニュースが日本人の中国に対する態度に影響しているのではないか」と語った。
さらに、日本人の中国に対する理解度は「非常に低い」と指摘。日本では「オタク文化」が拡大し、若者が留学したがらないなど「内向き志向が進んでいる」とした。(翻訳・編集/大宮)
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