Record China 2020年9月30日(水) 12時10分
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新型コロナウイルス感染対策として取られた入国制限の緩和を前に、日本留学について紹介する記事が28日、中国サイトの前程網に掲載された。写真は成田空港。
新型コロナウイルス感染対策として取られた入国制限の緩和を前に、日本留学について紹介する記事が28日、中国サイトの前程網に掲載された。
「10月から留学生も日本入国可能に、日本留学がひそかに人気」と題するこの記事は10月からの入国制限緩和について説明した上で、「4月、7月、10月の留学が認められている学生、そして多くの留学希望者に希望の光が差し込んだ。この特殊な時期に日本留学はより多くの学生の選択になっている」と指摘。「目立たない日本留学がひそかに人気だ」として費用をはじめとする日本留学の実情紹介をその内容としており、「手頃だ」とした費用に関しては「日本は世界第3位の経済体で、教育をとても重視する国。大学は国立、公立、私立に分かれており、国公立大学の学費は通常、年間57万円前後。私立は専門によって異なり、50万~500万円となっている」と説明した。
また、「目立たないがマイナーではない日本留学」として、日本学生支援機構のデータに言及。「2019年5月時点の留学生数は前年比4.4%増の31万2214人。増加は7年連続だ」としたほか、中国本土からが12万4436人と全体の約4割を占めて最多となっていることを紹介し、その内訳については「高等教育機関に在籍する中国の学生は9万4047人、日本語学校は3万389人でいずれも最多だ」と伝えた。
さらに、留学生の数を出身国・地域別で見た場合、上位10カ国・地域はいずれもアジアで、アジアの学生が全体に占める割合が93.6%に達していることも取り上げた。高等教育機関の専攻分野別では社会科学(8万4714人)、人文科学(4万9250人)、工学(4万145人)の順に多いことも説明。このほか、「政治経済の中心の東京、日本第2の都市である大阪、九州の門戸である福岡、古都の京都、東京の衛星都市の千葉が留学生に人気だ」と指摘した上で、中国の仲介大手の過去5年間のデータで「中国の学生に人気なのは東京、大阪、京都、横浜、千葉、福岡、神戸、名古屋」という結果が示されたことを紹介している。(翻訳・編集/野谷)
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