日本のプラスチック工業はどれだけ強いのか―中国メディア

Record China    2017年3月23日(木) 1時50分

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22日、OFweek工控網は「日本のプラスチック工業はどれほど強いのか」とする記事を掲載した。資料写真。

2017年3月22日、OFweek工控網は「日本のプラスチック工業はどれほど強いのか」とする記事を掲載した。

記事は、日本のプラスチック工業が非常に成熟しており、プラスチック材料やプラスチック製品の輸出金額が世界トップレベルであるとともに、プラスチック機械業界も世界最先端の技術を持っていると説明。プラスチックの素材、製品、機械いずれも中国にとって最大の輸入先となっているとした。

そのうえで、クラレ、出光、帝人、東レ旭化成、住友化学、三菱化学、三井化学、信越化学などを挙げ、「プラスチック素材を生産する化学工業メーカーが数え切れないほど存在する」と紹介した。

また、「資源に乏しく、土地の狭い日本では廃プラスチックの回収が非常に重視されている。PET(ポリエチレンテレフタラート)の回収率は54%で世界一だ」とし、帝人、萩原工業、パナソニックなどの企業が、低コストかつ効率の高いプラスチック回収、再生設備を開発していると伝えた。

一方で、「中国では近年プラスチック工業が長足の発展を遂げているが、プラスチックの回収利用では依然として主に大量燃焼という単一的な手法に留まっている。廃プラスチックの溶解、熔融、粉砕による再生技術の蓄積が少ないため再生品の性能が不安定であり、ごみ袋や建築用充填材などといった付加価値の低い製品しか作ることができない」と指摘している。(翻訳・編集/川尻

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