Record China 2017年4月27日(木) 17時0分
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26日、国際NGO「国境なき記者団(RSF)」が発表した2017年の「報道の自由度ランキング」で、韓国が日本より高順位を獲得した。写真は朴槿恵前大統領に関する一連の事件を糾弾するデモが行われたソウル・光化門広場。
2017年4月26日、国際NGO「国境なき記者団(RSF)」が発表した2017年の「報道の自由度ランキング」で、韓国が日本より高順位を獲得した。韓国・聯合ニュースが伝えた。
RSFが25日(パリ現地時間)公開した同調査結果によると、韓国は180の調査対象国の中で63位だった。2010年に42位だった韓国の順位はその後下落を続け、昨年は70位となり歴代最低を記録していた。しかし今年は、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾につながった崔順実(チェ・スンシル)事件報道を通して、メディアによる政権監視機能が評価され7ランクアップとなった。02年に本調査が始まって以降、韓国の順位は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領在任時の06年の31位が最高だった。
一方、日本は昨年と同じ72位で日米欧の主要7カ国(G7)中、最下位だった。記事は「日本は安倍晋三首相が再就任した12年以来、言論の自由が後退したという評価を受けている」としている。
今年、世界で言論の自由が最も保証された国はノルウェーだった。ノルウェーは昨年まで6年連続首位を守っていたフィンランドを抜いて1位の座を獲得した。2位以下は、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、オランダとなった。
その他主要国の順位は、ドイツ(16位)、カナダ(22位)、フランス(39位)、英国(40位)、米国(43位)、イタリア(52位)、ロシア(148位)、中国(176位)となり、北朝鮮は最下位の180位だった。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「朴槿恵唯一の業績と言える」との意見の一方、「韓国のどこに報道の自由があるというのだ?」「韓国流の報道の自由とは、責任のない自由のこと」「メディアの左傾化ランキングではないのか?」など、韓国の報道の自由への疑問の声も寄せられた。
また、「日本も大したことないんだな」「日本は先進国なのに、言論の自由はないんだね」などの意見もあった。(翻訳・編集/三田)
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