Record China 2008年3月28日(金) 11時35分
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27日、中国外交部報道官は会見で、チベット・ラサの騒乱について、外国メディアのでっち上げ報道に対抗する「アンチCNN」サイトについて、「西側メディアの無責任で職業倫理に反した報道に対し、非難や批判が沸き起こった結果」と論評。写真は外交部。
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2008年3月27日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見で、チベット自治区ラサで発生した騒乱について、民間人が外国メディアのでっち上げ報道に対抗する「アンチCNN」サイトを開設したことを挙げ、「今回の事件は、西側メディアの真の姿を中国の民衆にさらす結果となった」と述べた。「国際在線」(CRI-Online)が伝えた。
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秦報道官は「アンチCNN」サイトについて質問されると、「最近現れたこのサイトは、民間人が個人的に開いたもの。西側メディアの無責任で職業倫理に反した報道に対して、中国の民衆から非難や批判が沸き起こった結果だろう」と述べ、「西側メディアの掲げる公正や客観というものが実際はどんなものなのか、中国の民衆は良く知ることが出来た」と皮肉った。
この「アンチCNN」サイトは冒頭に、「これは事実の歪曲や客観性のない報道を暴きだす目的で開設した、民間の非商業、非政府サイトである」とする趣旨を掲げ、「我々はメディア自体を否定しているのではなく、メディアの偏った報道を批判しているのである。我々は西側の人々を否定しているのではなく、偏見に対して反発しているのである」と訴えている。
サイトでは各国メディアの報じた「でっちあげ記事」や写真が事細かに紹介され、それぞれに反論を掲載。また掲示板には、「西側の偏った報道で中国のイメージは悪くなったが、中国人民は“団結”という代償を得た」などサイトの趣旨に賛同する書き込みが多く寄せられている。(翻訳・編集/NN)
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