<パンダ熱>輸入許可めぐる裁判、受け入れ主張の動物園が敗訴―台湾

Record China    2008年3月28日(金) 11時18分

拡大

27日、台北市でパンダ受け入れの是非をめぐる裁判が結審し、原告の台北市立動物園は第一審に続き敗訴した。写真は台湾に贈呈予定だったパンダのカップル「団団」と「円円」。

(1 / 5 枚)

2008年3月27日、台北市でパンダ受け入れの是非をめぐる裁判が結審し、原告の台北市立動物園は第一審に続き敗訴した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

05年、大陸が台湾にパンダを贈ると表明したことを受け、台北市立動物園は輸入許可を申請した。しかし台湾当局が許可しなかったため、動物園側は当局を相手取っての裁判に訴えた。

パンダ受け入れに際し問題となったのはワシントン条約。絶滅危惧種の保護を定めた同条約では国際間移動に際し、輸出・輸入双方の証明書が必要と定められているが、大陸は「国内間移動であり問題がない」と主張、台湾側はこれを拒否しパンダ贈呈交渉は決裂した。

今月台湾総統選に勝利した馬英九(マー・インジウ)氏はパンダの受け入れを表明したが、ワシントン条約問題をどう処理するかについては具体策が明かされていない。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携