「パクリや模倣では中国映画の海外進出は難しい」=当たり前過ぎる指摘に中国ネットは「撮りたくても規制がね…」「抗日ドラマはすべてオリジナル」

Record China    2017年3月12日(日) 23時30分

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11日、中国メディアの新京網が、中国の著名な俳優の鞏漢林氏が、中国映画はパクリや模倣ばかりであるため、海外進出が難しいと指摘したことを伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2017年3月11日、中国メディアの新京網が、中国の著名な俳優で全国政協委員でもある鞏漢林(ゴン・ハンリン)氏が、中国映画はパクリ模倣ばかりであるため、海外進出が難しいと指摘したことを伝えた。

鞏漢林氏は、中国メディアの取材に対し、中国映画がなかなか海外進出できないのは、パクリや模倣が多いからであると指摘。オリジナル性のある作品は少なく、独創性が見られず海外作品より優れているわけでもないので、海外へ進出する意味がないと語った。

オリジナル性の高い作品を作る能力を向上させるための方法として鞏漢林氏は、実際の生活に深く入り込み、外国人がどのように映画を撮っているかをよく見て学ぶ必要があるとの見方を示した。

これに対し、中国のネットユーザーから、「多くのテーマについて撮らせないからだろ」、「あれもこれも撮らせないのにどうやってクリエイティブな作品を作れと?」など、規制の厳しさに問題があるとの主張が多く寄せられた。

また、「国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局がいる限り、映画業界はよくならない」、「国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局を閉めれば、天才はすぐにでも登場する」など、管理監督部門に問題があるとの意見もあった。

一方で、あり得ない時代考証や演出で「神ドラマ」と揶揄される抗日ドラマを取り上げ、「俺たちの抗日ドラマは宇宙一だ!すべてオリジナルでパクリなしだからな」と自虐的に主張するユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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