香港の独立に道はない=中国の政府活動報告で初の言及、独立派が勢い付いているが1国2制度の基盤は揺らがない―中国コラム

Record China    2017年3月7日(火) 11時50分

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5日、中国の全国人民代表大会が北京の人民大会堂で開幕し、李克強首相が政府活動報告を発表。これに関連し、中国・捜狐はコラムを掲載し、李首相が「香港独立」に言及したことについて伝えた。写真は14年の雨傘運動。Hong Kong In-media提供。

2017年3月5日、中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が北京の人民大会堂で開幕し、李克強(リー・カーチアン)首相が政府活動報告を発表。これに関連し、中国ポータルサイト・捜狐はコラムを掲載し、李首相が「香港独立」に言及したことについて伝えた。

コラムでは、「今回の活動報告では例年通り一国二制度を強調する内容だったが、初めて『香港独立』に言及し、『道はない』と述べた」と説明。さらに、2014年に起きた雨傘運動(学生が中心となった民主化デモ)、16年の香港・立法会の開会時に独立派の新任議員が反中的な宣誓を行ったことなどを例に挙げ、「独立派の活動が勢い付いている」と指摘した。

このほか、香港では毎年政府活動報告の特定の部分をクローズアップした見方が存在すると紹介した上で、「政府活動報告において香港は内容の一部にすぎない。一国二制度は政策や法律など下支えとなっており基盤が揺らぐことはまずない。そのため香港の独立に道はない」と語った。(翻訳・編集/内山)

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