Record China 2017年3月2日(木) 10時50分
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中国福建省晋江市の中高一貫校・子江中学で、学校側が保護者のグループチャットに「子どもに国産の靴をはかせてください」と通知したことが物議を醸している。写真は子江中学。
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中国福建省晋江市の中高一貫校・子江中学で、学校側が保護者のグループチャットに「子どもに国産の靴をはかせてください」と通知したことが物議を醸している。澎湃新聞網が伝えた。
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報道によると、通知があったのは2月24日で、「最近、校内で生徒が成績ではなく靴を比較する傾向がある。中には親に高価な輸入品の靴をねだる生徒もいる。こうした見栄の張り合いを防止し、勤勉の美徳を広めるために輸入品の靴を禁止する」との内容が書かれていた。
学校の通知に対してネットでは支持する声も聞かれたが、「国産品の中には輸入品よりも高額なものがある。それでも勤勉だと言えるのか?」「靴のタグを見せればいい。『Made in china』と書いてあるから」と否定的な意見が大半を占めた。
こうした声を受け、2月27日に学校側担当者が取材に応え、「『禁止』ではなく、『提唱』。現在は一部のクラスで国産品に限定した場合の生徒の反応を見ている段階だ。本校では生徒の携帯電話所持を禁止し、制服の着用を厳しく指導結果、生徒が靴で張り合うようになった。中には『いい靴買ってくれないなら学校行かない』と親に言い放つ生徒も現れ、学校と保護者は頭を抱えている。教師は靴を見ただけでは値段を判断できないため、国産品に限定した。国産品の多くは低価格で、当然高価な国産品も許可しない方針」と説明した。さらに、学校側の取り組みに保護者は理解し支持していると担当者は述べている。(翻訳・編集/内山)
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