Record China 2008年3月26日(水) 21時44分
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24日、環球時報はナショナリズムと自国中心主義が広がる中、日中韓三か国のネットユーザーの「理性を欠いた罵り合い」が続いていることを取り上げた。資料写真。
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2008年3月24日、環球時報はナショナリズムと自国中心主義が広がる中、日中韓三か国のネットユーザーの「理性を欠いた罵り合い」が続いていることを取り上げた。
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23日、韓国の東亜日報は東アジア地域で隣り合う日中韓三か国のネットユーザーが理性を欠いて罵倒し合っていると報じた。このナショナリズムに根ざした動きは国家間の交流にマイナスだとして、各国政府及びネット業界に適当な規制を実施するように求めた。
環球時報の取材を受けた中国社会科学院アジア太平洋研究所の李文(リー・ウェン)研究員は、衝突の背景には歴史的問題が横たわっていると指摘する。すなわちかつては日本、韓国ともに大国・中国の強い影響のもとに「服属」していたが、中国の衰退に伴い日本の侵略、韓国の辺境国脱却を目指す挑戦が続いた。この歴史こそが三国国民の感情を複雑なものにしているという。
では三国の衝突はどのようにして解消することが出来るのか。李研究員は「非理性的な衝突は三国の関係が極めて深いことの裏返しであり、経済、文化などの各分野での交流が促進されるにつれ、解消されるだろう」とコメントした。(翻訳・編集/KT)
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