Record China 2008年3月24日(月) 12時46分
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23日、台湾の新総統となる馬英九氏は記者会見の席で、中台関係の解決のため、経済・和平協議の調印、台湾海峡の平和維持を前提とした将来の中国訪問もあり得ることを示唆した。写真は馬氏(右)。
2008年3月23日、台湾の東森新聞によれば、22日、台湾総統選で勝利した馬英九(マー・インジウ)新総統が記者会見の席で、中台関係の解決のため、経済と和平協議の調印、台湾海峡の平和維持を前提として、中国大陸訪問もあり得ることを示唆した。中国新聞網が伝えた。
馬次期総統は、中国本土との関係は「国の安定」を第一に考慮して交流をはかり、「経済協議、和平協議の調印を優先し、台湾海峡の安全を維持する」ことを強調。「中台関係における経済貿易と和平などを含む問題はきわめて重要で、台湾の基本的利益でもあり、必ず解決したければならない」ことも重ねて強調した。
中国との関係を改善するには、大陸からの観光客受け入れや台湾企業の大陸進出など、多くの問題を解決しなければならず、これらの問題は当局の責任者が中国大陸を訪問するよりもさらに重要性が高いとした。
また、人々が中国を訪問できるようになるには、関係を改善し、多くの問題の解決をはからなければならないと話し、まず基本的な面での問題を解決するために、中国大陸への訪問も「考慮する」と語った。(翻訳・編集/岡田)
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