「アメリカこそ自国の人権問題を顧みるべき」、“国別人権報告”を非難―中国外交部

Record China    2008年3月13日(木) 16時35分

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12日、中国外交部の秦剛報道官は米国務省が発表した「2007年度国別人権報告」について、「人権問題にからんで他国が内政干渉をすべきでない」とアメリカを非難した。写真は06年に北京で開催された中国初の「中国人権展」。

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2008年3月12日の「新華網」によると中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は同日、アメリカの国務省が先頃発表した「2007年度国別人権報告」について、「人権問題にからんで他国が内政干渉をすべきでない」と発言した。

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秦報道官は「中国は法のもと人権を保障し尊重している。人権を守るために絶え間ない努力をしておりその成果は世界が見ても明らかだ」と語った。

また「中国は世界各国とお互いに尊重し合う環境の中で、人権問題について話し合うことは歓迎する。しかし他国が人権問題にからんで中国の内政に干渉することには反対だ。アメリカが発表した人権報告は事実を歪曲し、中国の人権や民族、宗教、司法の制度について非難している。この状況を放っておく事は出来ない。中国はアメリカこそ自国の人権問題を顧みるべきだと言いたい。また、国別人権報告の発表を取りやめ、他国への内政干渉もやめてもらいたい」と語った。(翻訳・編集/浅野)

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