有名な「黄砂」発生地、春の灌漑に700億円―甘粛省民勤県

Record China    2008年3月14日(金) 5時15分

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12日、深刻な砂漠化が進む甘粛省の民勤県は、かつて砂漠の重要なオアシスとして栄えた街。ここで先月20日から、中国政府が総額47億元以上(約700億円)を投資した大規模な春の灌漑プロジェクトが始まっている。

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2008年3月12日、深刻な砂漠化が進む甘粛省の民勤県は、かつて砂漠の重要なオアシスとして栄えた街。ここで先月20日から、中国政府が総額47億元以上(約700億円)を投資した大規模な春の灌漑プロジェクトが始まっている。中国新聞ネットが伝えた。

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民勤県は現在、世界で最も砂漠化が深刻な地域の1つで中国政府の砂漠化防止対策の最重要拠点となっている。黄砂の発生地としても有名な場所だ。この民勤県の命ともいうべき石羊河は近年慢性的な水不足で、流域住民の生活に大きな支障をきたしているという。

石羊河の春季灌漑プロジェクトは、石羊河上流にある西営ダムと紅崖ダムから民勤のオアシスまで水を運ぶというもの。現在までに1500万立方メートルもの水が引き込まれた。紅崖ダムは、河西回廊の北東部に位置するアジア最大の砂漠地帯にある灌漑用ダムである。(翻訳・編集/NN)

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