2008年3月5日、広東省広州市の流花湖公園内にある巨大な人口湖に、アオコが大発生している。この湖にアオコの発生を見るのは、50年来初だという。

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流花湖公園といえば、広大な敷地の中に大きな人口湖と森が広がり、その中に有名レストランが点在する市民の憩いの場であり、人気のデートスポット。市民の心を癒してくれる美しい湖が汚染されてしまったことで、多くの人が心を痛めている。

アオコが発生した背景には、今年の記録的な冷害があるという。専門家によると、下水の排水によって水質が栄養過多になっているところに、寒さで多くの魚が凍死し、藍藻が爆発的に繁殖したものと見られている。一旦発生したアオコは、3日間のうちにあっという間に湖面に広がった。一番大きいもので90平方メートルにもなるという。

華南植物園生態学の専門家によると、アオコ対策には、藍藻を食べる魚の投入が一番の方法だという。(翻訳・編集/愛玉)