旅行・観光の競争力がダウン、世界52位に=自然・衛生環境が足引っ張る―台湾

Record China    2008年3月7日(金) 10時52分

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4日、世界経済フォーラム(WEF)は旅行観光競争力ランキングを発表した。その中で台湾は22位後退して世界52位、アジア地区では7位となった。写真は台北市。

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2008年3月5日、中国新聞網によると、4日、世界経済フォーラム(WEF)は旅行観光競争力ランキングを発表した。その中で台湾は22位後退して世界52位、アジア地区では4位から7位に下落した。

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台湾「聯合報」の報道によると、2007年、世界経済フォーラムは初めて世界の旅行観光競争力を比較。2007年のランキングでは台湾は世界30位で、ヨーロッパの一部地域や香港、シンガポール、日本などに続いていた。しかし、4日に発表された「2008年旅行・観光競争力レポート」では台湾は世界130の国・地域中52位、アジア地区では韓国、マレーシア、タイに順位を譲り、7位に後退した。

総合ランキングが大幅に下落したほか、台湾は3つの分野で後退しており、特に「人文、文化、自然環境」の分野では23位から79位にまで転落している。観光政策では45位から69位へ、商業環境とインフラでは1ランク落として29位となった。

また、14ある主な指標のうち、台湾は「情報通信インフラ」が最も優れており世界10位、陸上交通インフラとヒューマンリソースがそれぞれ13位。反対に自然環境は103位、衛生環境は101位で、総合ランキングの足をひっぱっている。

これらのランキングは世界貿易機関(WTO)、世界観光機関、国際航空運輸協会などの具体的なデータに基づいており、また企業担当者の意見も調査しているので、各地の観光政策の基準にも影響力を持つと言えるだろう。(翻訳・編集/YY)

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