<北京五輪>究極省エネ設計のオリンピック村を一部公開―中国

Record China    2008年3月7日(金) 15時49分

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5日、北京五輪組織委がオリンピック村の建設状況と開催時の運営計画について記者発表会を行った。会見後はオリンピック村の一部とモデルルームがメディアに公開され、省エネ設計の秘密が明かされた。

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2008年3月5日、北京オリンピック・メディアセンターによると、北京オリンピック組織委員会(BOC)がオリンピック村の建設状況と開催時の運営計画について記者発表会を行った。会見後、集まった数百のメディアは初公開された施設の一部とモデルルームを見学した。

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オリンピック村は1万6000人の選手と関係者の滞在施設となり、また、各国のオリンピック委員会代表団の団長会議の開催地となる。各国代表団の歓迎セレモニーなど各種イベントを行う機能も備え、セキュリティ、交通、飲食、環境活動、貴賓接待、宗教サービス、医療サービスなど各種のサービスを提供する場所となる。

オリンピック村は北京市中心部の北端にあるオリンピック公園内に位置し、面積66万平方メートル、東西900m、南北800mの敷地を持ち、北端はオリンピック森林公園に、南端は各競技施設に接している。五輪開催後は選手村と一部広場を残す以外はオリンピック森林公園に併合される。選手村は2009年末から一般住宅として開放される。

以上の施設は「エコロジーの五輪、科学技術の五輪、文化の五輪」というスローガンのもとに建設され、20あまりの先進技術を用いた省エネ設計が各所に生かされている。太陽エネルギーによる空調や温水設備、太陽発電などのエコロジーシステムがその代表的なもの。年間の消費電力は1平方メートル毎にわずか36kW時と見込まれ、従来の一般的省エネ建築よりも年間で14万7000kW時の節電となる計算。(翻訳・編集/愛玉)

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