2019年1月25日、中国のポータルサイト・網易に、東京ディズニーランドと上海ディズニーランドを比較したコラム記事が掲載された。以下はその概要。

「日本のディズニーランドへ行くと、あなたは絶対に上海ディズニーランドへは行きたくなくなる！」1年もしないうちに2カ所のディズニーランドへ行った私の感想だ。私は、まず東京ディズニーランドへ行き、それから上海ディズニーランドへ行ったが、最も感じたことが、「東京ディズニーランドの従業員は夢を与えてくれる！」ということだ。

東京ディズニーランドですれ違う従業員は、皆が満面の笑顔であなたに手を振ってあいさつをしてくれる。アトラクションで遊ぶ時も、何列目のどの位置に行けばよいか手配し、一人ずつ連れて行ってくれるのだ！それからスタートする時には全員があなたに向かって笑顔で「バイバイ！」をしてくれる。東京ディズニーランドにいた1日は、まるで本当にディズニーの世界の中にいるかのようだった。どの従業員も私に手を振ってあいさつをしてくれる。船に乗っている時には、道を歩くお客さんも私たちに手を振ってくれるのだ！これは本当にうれしかった。

だから、私は上海ディズニーランドへ行くにあたってものすごく期待をしていた。でも、結果的にその期待は大きな失望に変わった。あるアトラクションの責任者は手を出すだけで、誰も私に対して笑顔で語りかけることはなく、ただ冷たい表情で指をさして「8列目」と言うだけだった。このような接客を見て私は驚いてぽかんとしてしまった。本当にこれがディズニーランドのサービスなのか？指をさして言うだけ？

友人によると、東京ディズニーランドの従業員の多くがアルバイトで、給料もほかの仕事より低いという話だ。でも彼らはディズニーが大好きだからディズニーランドで仕事をしているという。上海ディズニーランドでは毎日こんなにも多くのお客さんに対して、このような接客をしているということに、私は大いに失望した。上海ディズニーランドは各方面でとても優れている。ただ、接客だけは好きになれない。（翻訳・編集/山中）