「アディダス」社、中国国旗をモチーフにした製品生産中止へ、「国旗法」違反の指摘受け―香港

Record China    2008年3月4日(火) 15時48分

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3月3日の報道によると、アディダス社が香港で中国の国旗「五星紅旗」をモチーフにしたデザインの製品を販売。「国旗法」違反との指摘を受け、生産をとりやめ、謝罪声明を発表する騒ぎとなった。写真は杭州市に出現した巨大「五星紅旗」。

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2008年3月3日、中国新聞ネットが伝えたところによると、北京五輪公式スポンサーであるアディダス社が、香港で中国の国旗「五星紅旗」をモチーフにしたデザインの製品を販売。「国旗法」違反の可能性を指摘され、生産をとりやめ、謝罪声明を発表する事態となった。

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問題とされたのは、同社が今年に入って販売したショルダー型のバッグとポロシャツ。一目で「五星紅旗」のイメージが湧くデザインで、5つの星のうち中国共産党を意味する最も大きい星には「Adidas」の文字がプリントされている。価格はともにに350元(約5250円)。

これに対し、香港立法会(国会)議員で弁護士でもある塗謹申(トゥー・ジンシェン)氏が「事前の許可がない限り、同社製品は『国旗及び国徽条例』に違反している可能性が高い」と指摘。監督官庁である香港行政署は、アディダス側が事前に許可を得ていたかについては明言を避けたが、「もし許可を得ていなかったとすれば、最高5万元(約45万円)の罰金となる」とのみコメントした。

アディダス社は、この2製品の製造中止をすでに決めており、「北京五輪公式スポンサーとして、中国国旗を侮辱する意図は毛頭なかった」と謝罪している。(翻訳・編集/NN)

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