Record China 2017年2月17日(金) 9時20分
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16日、韓国の大気汚染物質濃度が経済協力開発機構加盟国の中で最悪の水準にあることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国・ソウル。
2017年2月16日、韓国・SBSによると、韓国の大気汚染物質濃度が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最悪の水準にあることが分かった。
米国の非営利民間環境保健団体「保健影響研究所」の資料によると、1990年の韓国の年平均の大気汚染物質濃度は26マイクログラム/立方メートルだった。当時のOECDの平均値(17マイクログラム/立方メートル)よりはるかに高く、加盟国の中で7番目に悪い水準だった。その後、2015年までの25年間でOECDの平均値は15マイクログラム/立方メートルにまで下がったが、韓国はむしろ29マイクログラム/立方メートルに上昇。トルコを除くと、OECD加盟国の中で最も悪い水準にまで悪化した。
韓国は世界各国を大気汚染物質の濃度別に分けた5グループのうち真ん中の3グループに属しており、先進国とは比較できないほど悪い水準にある。他のアジアの国と比較しても、中国(58マイクログラム/立方メートル)や北朝鮮(34マイクログラム/立方メートル)、ラオス(33マイクログラム/立方メートル)よりは良いが、日本(13マイクログラム/立方メートル)やシンガポールはもちろん、ベトナム、モンゴル、フィリピンよりも悪い状況だ。
また、健康に非常に有害な大気汚染物質の1つであるオゾン濃度も、OECD加盟国の平均値は1990年から2015年までの25年間で低下したが、韓国は上昇した。これにより、OECD加盟国のオゾン濃度が高い国ランキングも4位を記録。日本や中国より高い順位を記録した。
韓国の大気汚染による死亡者の数は、1990年の年間1万5100人から2000年には1万3100人にまで減少したが、2002年から増加に転じ、2015年には1万8200人に達した。
韓国のネットユーザーの間では大気汚染の原因は中国にあると主張する声が多い。この報道にも「中国に抗議してくれ」「中国に対してはっきりと意見を言える指導者はいないの?」「上には核工場、横には大気汚染物質工場」「自動車がほぼ走っていない北朝鮮の大気汚染が韓国より深刻なら、もう答えは出た」などコメントが寄せられ、多数の共感を得た。その他、「余計な世界記録はいらない」「不正腐敗も世界最悪、自殺率も世界最悪、ついに空気まで…」「韓国が地獄の国に変貌しつつある」「能力さえあれば移民したい」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)
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2017/2/16
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