日韓、トルコを舞台に橋建設めぐる激しい受注競争=韓国ネット「日本は嫌いだけどよくやってる」「韓国は大統領がいないから…」

Record China    2017年1月19日(木) 7時20分

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17日、韓国・ChosunBizによると、トルコのダータネルス海峡での橋建設プロジェクトで、日韓がプライドをかけた受注競争を繰り広げている。写真はイスタンブールのボスポラス海峡。

2017年1月17日、韓国・ChosunBizによると、トルコのダータネルス海峡での橋建設プロジェクトで、日韓がプライドをかけた受注競争を繰り広げている。

同プロジェクトは、欧州とアジア大陸をつなぐ3.7キロメートルのつり橋と進入道路を建設する事業で、総工費は4兆ウォン(約3850億円)規模と言われている。トルコ政府は建国100周年を迎える2023年に橋を開通させ、主塔間の距離も2023メートル造ることにしている。橋が完工されれば、明石海峡大橋(1991メートル)を抜いて世界で最も長いつり橋となる。建設の入札は今月26日に締め切られる予定。

今回の受注競争は「日韓両強構図」で展開される見通しで、韓国の大林(テリム)産業とSK建設はトルコの建設会社2社と、一方の日本は伊藤忠商事と IHI を主軸とするコンソーシアム(共同事業体)を結んで受注競争に乗り出した。韓国は4年前の13年、トルコのスィノプ原子力発電所の受注競争で日本に逆転負けしており、前回の失敗を雪辱したいという立場を示している。

日本は安倍首相が陣頭指揮を執り、今後5年間で2000億ドル(約22兆円)の支援を発表するなど「海外インフラ受注」に対して総力戦を繰り広げている。韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行も今月2日に、「政府と民間の力を総集結して海外インフラ受注を拡大する」と強調しているが、大統領が職務停止状態にある上、政府レベルの支援は依然として日本に劣っているという評価が出ている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「これって損するんじゃない?4兆ウォンかけて工事して国民から後々もっと多くの税金を取るんだったら、はなからやめてくれ」

「韓国も大統領が率先して受注競争に出ないといけないのに、肝心の大統領がいない中、うまく行くはずない」

「大統領がいた時も大したことできなかったのに、弾劾中って…何かみんなうまく行かないような措置を取っちゃったのかな?」

「現政権は何が大切か分かってない集団。個人の私利私欲に執着してばかりで情けない。なんでこんなことに…」

「李明博(イ・ミョンバク)前大統領は自らのイメージアップのために建設受注を利用したけど、いつも結果は微妙…。安倍(首相)は嫌いだけどよくやってると思う」

「あるやつ(朴大統領)はボトックス注射を打って、あるやつ(安倍首相)は国のために走り回ってる。こりゃ確実に差が出る」

「韓国も腐敗を清算して、一日も早い国家の再跳躍を期待したい」

「政府も積極的に支援して必ずや受注を成功させ、国家の力になりますように」

「良い部分はしっかり褒めましょう。大韓民国ファイト!」

「日本がうらやましい。韓国にもあんなふうにリーダーシップを執れる人が出て来るかな」(翻訳・編集/松村)

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