フライメディア 2017年1月17日(火) 14時40分
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中国は旧暦の正月(春節)を祝うので、これから新年を迎える。今はちょうど年末にあたる。春節は中国最大のイベントで、名物ともなっている「春運」とよばれる民族移動がある。近年話題となっている日本での「曝買い」ツアー客が最も集中する期間でもある。
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日本は正月休みを明けているが、中国は旧暦の正月(春節)を祝うので、これから新年を迎える。今はちょうど年末にあたる。春節は中国最大のイベントで、名物ともなっている「春運」とよばれる民族移動がある。近年話題となっている日本での「曝買い」ツアー客が最も集中する期間でもある。
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春節は旧暦に基づくため、毎年その日付は異なる。2017年の春節は1月28日、大晦日は1月27日になる。このため春節休暇は1月27日から2月2日までの7日間。春節期間は、地方からの出稼ぎ労働者が帰郷する。都市ではバスや長距離列車で帰省する地方出身者も含め、大晦日の一家団欒に間に合うように、数日前から彼らの大移動が始まる。このため、工場、建築現場、物流、サービス業など多くの業種で春節の前後2週間はビジネスとしてほとんど機能しなくなる。この移動ピーク時には、オフィスに出勤しても仕事にならないほど影響力がある大イベントだ。この帰郷、帰省による移動は民族大移動の「春運」として毎年様々な話題を呼んでいる。騰訊網によると、「政府関連部署が発表した2017年の春運は1月13日から2月21日の40日間。春運の大移動は、のべ29億7800万人」と予測されている。春節前の移動ピークは23日以降だが、大都市では、すでに大きな荷物を抱えて交通機関に乗り込む労働者の姿が多く見られる。
一方、年末を迎える百貨店やショッピングモールでは、年末商戦真っ只中。街中が「赤」で飾られる中、新年を迎えるおめでたい雰囲気が財布のヒモを緩める。中国では年男、年女は赤い下着を身に着け厄を払うという風習があるので、赤い下着や「福」の字、「春聯(玄関などに貼るお祝いの対句)」など、日本のしめ縄や鏡餅のような正月飾りアイテムもところせましと並ぶ。この時期、中国の各都市は年越しの準備で街全体が活気づいている。(提供/フライメディア)
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