長江支流の漢江が真っ赤に変色、取水停止で26万人以上が断水被害―湖北省

Record China    2008年2月26日(火) 18時13分

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2月26日の報道によると、湖北省を流れる漢江の下流で川の色が真っ赤に変色するなど異常が発生。24日午後から水道水への取水を停止し、流域住民26万人以上の生活水に影響が出ている。写真は01年の漢江。突如大量の植物が水面を覆った。

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2008年2月26日、武漢の地元紙「楚天都市報」の報道によると、湖北省を流れる漢江の下流で川の色が真っ赤に変色し、大量の泡も浮かぶなど異常が発生した。深刻な水質汚染も予測されるため、24日午後4時から水道水への取水を停止。住民26万人以上の生活水に影響が出ているという。

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流域自治体では、監利県新溝村で急遽水道水への取水を停止。予備の水源もないため、6万人以上の村民に生活水が供給できなくなった。村内5か所の学校も臨時休校。

潜江市でも、市内5か所の農場と3か所の村で計20万人が断水の被害にあっている。市の環境保護局によると、水質検査で安全確認が出来るまではこのままの状態が続くという。

担当者は異常の原因について、「歴史的な寒さが長く続き、その後急激に暖かくなったため、水中のゴミや微生物などが腐乱したためではないか」と分析している。(翻訳・編集/NN)

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