人民網日本語版 2017年1月18日(水) 14時0分
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「肉を食べない」から「主食を控える」まで、「果物・野菜ジュースを飲む」から「温野菜だけを食べる」まで、ダイエッターはありとあらゆる方法で減量を試みる。
「肉を食べない」から「主食を控える」まで、「果物・野菜ジュースを飲む」から「温野菜だけを食べる」まで、ダイエッターはありとあらゆる方法で減量を試みる。そんななか、米アラバマ大学の研究グループは、「午後2時以降寝るまで一切食べない」ことをダイエットに有効な方法として提案している。新華社が伝えた。
英デイリーメール紙は11日、研究グループのリーダーであるコートニー・ピーターソン氏の談話を引用して、「食事を摂る時間帯を午前8時から午後2時までに制限すれば、どれだけ食べようと、食べた分をどれだけ消費しようと、筋肉が増え、脂肪を減らすことができる」と報じた。また、体内における脂肪と炭水化物の消化パターンが変わるため、夜中に空腹で目覚めることはあり得ず、翌日の食欲も正常な状態が続くという。
研究グループは、肥満者のボランティア11人を対象に、8日間に及ぶ実験を行った。前半の4日間では、食事時間は午前8時から午後2時まで、午後2時以降は翌日の朝食まで何も食べないこととし、「早い時間帯に制限した食事摂取」を実施した。後半の4日間は、米国人の一般的な食事週間と同じように、食事を摂って良い時間帯を午前8時の朝食から夜8時の夕食までとした。この2種類の食事パターンによる合計摂取カロリーは同じだ。
実験後、研究グループは、「早い時間帯に制限した食事摂取」を行ったボランティアに対して、消費カロリー量、脂肪燃焼量、食欲の変化について調べた。その結果、時間制限をした食事摂取は、消費カロリー量に変化は見られなかったが、空腹感は減少し、睡眠中の脂肪燃焼量が増加していることが判明した。
だが、ピーターソン氏は、「この研究は、サンプルが少ないため、実験対象をさらに拡大する必要がある。また、早い時間帯に制限した食事摂取が、ダイエットあるいは身体的健康に及ぼす長期的な影響については、まだ明らかになっていない」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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