北京市周辺の大気汚染、上場100社以上が排出する汚染物質が原因か―中国紙

Record China    2017年1月10日(火) 8時20分

拡大

9日、新京報は中国北京市を中心とした大気汚染の悪化について、「上場企業100社以上が排出する汚染物質が原因となっており、うち化学工業関連企業が半数を占める」と伝えた。写真は山西省。

2017年1月9日、新京報は中国北京市を中心とした大気汚染の悪化について、「上場企業100社以上が排出する汚染物質が原因となっており、うち化学工業関連企業が半数を占める」と伝えた。

同紙の調べによると、北京市、河北省、天津市、山西省、山東省、遼寧省の5省・市で、大気汚染の原因物質を排出している上場企業は100社を下らないとみられる。業種別に見ると、鉄鋼が10社、電力が16社、化学工業が48社、セメントが2社、製薬が26社とされる。河北省では化学工業の上場企業7社が関連している。

一方、北京市では史上最長となった大気汚染の深刻度を示す「オレンジ警報」が解除された。9日間にわたって市を覆っていたスモッグも消えた。警報発令を受け、生産停止を命じられていた工場も操業を再開。生産量は回復している。河北省石家荘市でも製薬企業が生産再開に向けて準備している。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携