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20日、北京五輪組織委員会はダルフール問題などの政治問題を理由にスポンサー企業へ圧力をかけている一部海外団体を批判した。写真は関連イベントで設けられたスポンサーブース。
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2008年2月20日、北京五輪組織委員会はダルフール問題などの政治問題を理由にスポンサー企業へ圧力をかけている一部海外団体を批判した。
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20日、組織委は定例記者会見を開催、市場開発部の袁斌(ユエン・ビン)部長は一部海外団体が五輪スポンサーに圧力をかけていることについて批判した。袁部長は「中国はダルフール問題について積極的な対応を見せている」と反論、企業は中国の世界平和への貢献を認めてスポンサーになっているとコメントした。五輪パートナー企業のアディダス社の北京五輪マネージャーは「スポーツと政治を結びつける動きを批判し、今後も北京五輪への支持を続ける」と明言した。
近年、一部海外団体はダルフール問題を始めとする中国政府の対応に批判を強めている。米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏はやはりダルフール問題を理由に五輪芸術監督を辞退した。(翻訳・編集/KT)
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