Record China 2008年2月20日(水) 16時5分
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19日、台湾行政院農業委員会が発表した台湾における寒害被害に関する統計によると、農業・漁業における被害総額は約11億円に達した。被害の大きかった澎湖県では、養殖場の回復に3年を要するという。資料写真。
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2008年2月19日、中国新聞社によると、寒害が発生した台湾では農業・漁業の損失はおよそ2億9900万台湾ドル(約11億円)に達した。
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台湾行政院農業委員会は19日、寒害による被害について最新の統計を発表した。これによると、19日正午までに、農業・漁業の損失は2億9963万台湾ドルに達し、そのうち漁業の被害は1億9300万台湾ドル(約6億6000万円)、農業の被害は1億500万台湾ドル(約3億5000万円)となった。
寒害の影響を強く受けたのは澎湖県で、県内の損失は1億8186万台湾ドル(約5億3000万円)に達した。県内の海岸には魚の死体が浮かび、政府職員が清掃活動を行ったが、養殖漁場が復旧するには3年がかかるという。台湾で大衆魚として親しまれているシバヒーの養殖場など、各地の養殖場の被害は甚大だ。
農作物では米や果物が影響を受け、被害面積は1432haに達した。被害が大きかったのは新竹県を筆頭に宜蘭県、台中県がこれに次いだ。養蜂業の被害も甚大であったという。(翻訳・編集/小坂)
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