人民網日本語版 2016年12月20日(火) 1時10分
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鄒[火習]霏さんは、国家電網公司(国網)成都供電公司輸電運検工区の一般従業員だ。
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鄒[火習]霏さんは、国家電網公司(国網)成都供電公司輸電運検工区の一般従業員だ。マーガレットさんは、エルサレムで成長したフィンランド人女性。2人は今年2月、エルサレムから死海に向かう途中で偶然出会った。鄒さんは、半年後に再会しようと、成都に来るようマーガレットさんを誘った。2人の出会いからのエピソードが国網四川省電力公司の公式微信(Wechat)で紹介されると、ネットユーザーの熱い議論が巻き起こった。成都商報が伝えた。
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鄒さんは、今年の春節(旧正月)連休中、趣味であるバックパックを背負っての一人旅に出た。エルサレムに到着した次の日は、死海に遊びに行く予定だったという。「90後(1990年代生まれ)」のフィンランド人女性のマーガレットさんと出会ったのは、死海に行く途中だった。「彼女は中国にとても憧れていた。僕たちはひとしきり会話を楽しんだ。僕は、地図を広げて、成都がどこにあるかを彼女に教えた」と鄒さんは話した。
その翌日、鄒さんはマーガレットさんから電話を受けた。2人は電話で、駅で会う約束をした。マーガレットさんは、彼にプレゼントを渡したいという。約束の場所に行くと、マーガレットさんは彼を現地の教会に連れて行き、一冊の聖書をプレゼントしてくれた。
その後の数日、鄒さんはマーガレットさんの自宅に招かれ、彼女の家族と一緒に楽しい時間を過ごし、現地の観光名所には車で連れていってもらった。エルサレムを出発する日、鄒さんは、自分が仕事をしている都市にぜひ来てほしいと、マーガレットさんを熱心に誘った。
エルサレムで別れた後、2人はずっと連絡を取り合っていた。出会って半年後のある日、鄒さんは携帯電話でマーガレットさんから一通のメッセージを受け取った。それは、成都行きの航空券の予約確認書の写真だった。
しばらくすると、マーガレットさんは約束通り成都を訪れ、1カ月滞在した。瞬く間に1カ月が過ぎ、彼女が帰路につく日が近づいた。この日、かつてマーガレットさんが鄒さんを高層ビルに連れていってくれて、沈む夕日を一緒に眺めたように、今度は彼がマーガレットを連れて成都一環の側にある高層ビルに連れていった。彼女に成都の夜景を見せたかったのだ。高層ビルの屋上で、鄒さんは素敵な手作りの木製指輪を取り出し、マーガレットさんに贈った。その時、彼女は感極まり、一言も言葉を発せなかった。
マーガレットさんは、「それまで中国に来たことはなかったし、成都がどこにあるのかも知らなかった。成都で過ごした1カ月の間に、成都に住む人々はみな、活力が溢れ、いつも前を向いて生活を送っていることを理解した。出会った人の多くは、英語があまり得意ではなかったが、街を歩く旅行者を親切な心で助けてくれた。成都の食べ物も最高だった」と話した。
さらに彼女は、鄒さんという成都の青年について、「彼はとても親切で親しみやすい。進んで人助けをし、気前がいい。彼の笑顔を見ると、心が思わず和む」とコメントした。また、「成都の全てのものが自分にとって新鮮だった。私は、成都の食べ物も、成都という都市も、成都に住む人々も、本当に大好き」と彼女は続けた。
「今後については?」と尋ねられると、「自然の成り行きに任せる」という同じ答えが2人から返ってきた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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