＜調査＞9割が「お役所仕事の非効率」に不満―中国

2008年2月18日、中国青年報と大手ポータルサイト新浪網（SINA）が共同で実施した民意調査で、90．3％が「お役所仕事の非効率」に不満を表した。「中国青年報」が伝えた。

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今年1月、重慶市で開かれた政治協商委員会会議の席上で、黄奇帆（ホアン・チーファン）常務副市長が報告を聞いている途中突然、「クドクドと役人言葉を並べ立てるな！時間の無駄だ！」と一喝し、「お役人の間に新風が吹いた」と突如ネット上で話題となった。

これに対し、調査で有効回答を得た2166人のうち半数以上が、「役人が自ら改革を行おうとしている」と評価。一方「マスコミに対するパフォーマンス」が24．9％、「部下の前で上司風を吹かせただけ」も21．1％に上り、賛否両論が半々に分かれた。

“お役所仕事”についての「改善を希望する点」は、「作業の効率を上げてほしい」が63．6％、「思い込みで話をしない」が57．1％、「長いものに巻かれない」が47．3％だった。また63．7％が「会議中の長たらしい“お役人スピーチ”を止めるべき」としたが、91．8％は「現状では“根治”は難しい」と回答している。（翻訳・編集/NN）