12月11日、華西都市報によると、四川省南充市で10日にちょっと珍しい結婚式が行われた。何が珍しいかと言えば、新郎新婦が身に着ける衣装がちょっと変わっているのだ。

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この日同市内のホテルで行われた結婚式では、新郎が純白のウエディングドレスを、新婦が黒い礼服を着て登場。蝶ネクタイ姿がなかなか似合う新婦に対し、ブーケを手に持った新郎は恥ずかしそうにステージに上がった。そのはにかんだ表情はまさに「花嫁」のようでちょっとかわいい。

新郎と新婦が衣装を交換するというサプライズ演出に、会場は笑いと感動に包まれた。

個性が大事にされる中国では、一風変わった結婚式がしばしば話題になる。中国青年網は11月30日、浙江省杭州市にある温泉の中で同29日にカボチャをテーマとした結婚式が行われたことを伝えている。

温泉内で催された結婚式では、参列者全員が水着を着用。同じく水着姿の新郎新婦は、それぞれ蝶ネクタイとベールを身に着けている。二人の愛情を示すかのように湯気がもうもうと立ち上る温泉には、オレンジ色の大きなカボチャがたくさん浮いている。供される料理もすべてカボチャを使ったもので、みんなオレンジ色。ドリンクまでカボチャのオレンジだ。

そして、2人の愛を誓い合うセレモニーでは、巨大ワイングラスが出現。グラスには赤ワインが注がれ、新婦に支えられながら新郎がごくごくと飲む。その様子に、2人を取り巻く友人たちからは大きな歓声が上がった。

温泉とカボチャ、そして親しい仲間に囲まれて晴れて夫婦となった2人。終生忘れられない結婚式になったようである。（提供/フライメディア）